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第1回 つくばショートムービーコンペティション つくッぺ
会期・会場
2013年11月10日(日)@イーアスつくば
授賞作品発表
グランプリ
『REAL VALENTINE』
~特別審査員からの総評~
中村監督イチオシの作品。映画が本当に好きなんだな、と見てる側にも伝わり、将来性を感じた。これからも作品を作り続けてほしい。
市長賞
『未来が集まる街つくば』
~特別審査員からの総評~
つくばを題材にし、つくばの将来・新しい未来の指針を打ち出している。全ての作品の中で、一番つくばに対する想いの強さを感じた。
学長賞
『ネジとねこ』
~特別審査員からの総評~
サイレント映画を髣髴とさせ、世代が変わろうとも変化しない普遍的なテーマを感じた。作品の完成度も群を抜いている。
イーアスつくば賞
『くつした』
~特別審査員からの総評~
誰もが「自分もやったよ」と思えるノスタルジーを感じ、共感しやすい。掃除機のコードが一気に戻らないといった、作中の細かな演出に感心した。映像制作ツールにも熟知している。
審査員特別賞
『Paper and Friends』
~特別審査員からの総評~
作品としてのパンチが弱いものの、作風として流れる「優しさ」が強く印象に残った。手が込んだ作風で、制作に力を入れていると感じた。
観客賞
『ネジとねこ』
~特別審査員からの総評~
登場するネコたちの豊かな表情やしぐさから喜怒哀楽が受け取りやすく、一般審査員である観客の支持を得て、大人から子供まで楽しく観ることができたと感じた。
上映作品一覧
第1回つくばショートムービーコンペティション つくッぺにノミネートされた各作品についてご紹介します。
●つくば部門
『つくば大未来編』
- 制作者:坪井昌浩
- あらすじ
- つくばのスゴイ先の未来を大予測!今現在身近にふれ合っているつくばが進化したらどうなるのかを大胆に、そしてユニークな目線で妄想してみました。
ちょっと変テコリンな未来もありますが、クスッと笑っていただければ嬉しいです。
でも30世紀なら宇宙へ留学もありえそうに思いませんか?(笑
『REAL VALENTINE』
- 制作者:高島瑛彦
- あらすじ
- いつの時代も学生は悩み苦しんでいる。そんな彼らに救いの手を差し伸べる秘密組織がこの大学にある。その名は「特殊部隊:学生支援室」
今、彼らと学生が織りなす壮大な物語が始まる! - Youtube
『くつした』
- 制作者:加藤郁夫
- あらすじ
- 子供が汚してしまったくつしたを母親に見つからないようにかくすが...
『QUARTET』
- 制作者:佐久間星良
- あらすじ
- 幼い頃に公園で出会った4人。すべてはキリンから始まった。やりたい放題な彼女たちは、教師やクラスメイトを巻き込んでの騒動を引き起こす。
個性的な女子中学生4人組が織りなすドタバタハートフルコメディ!
『失われた空の下で二人』
- 制作者:廣安正敬
- あらすじ
- 放射能汚染により外に出ることができなくなってしまった世界の中で暮らす姉弟の心象風景を描いた作品。弟の心は、絶滅動物たちのいる世界と交差し、姉は思い上がった人間の行く末を憂慮する。最後に登場する折り紙は、祖先が伝え続けた日本文化の優しい側面を象徴。繰り返し被爆に苦しめられる日本のこうした「心」の中に解決策が生まれることへの期待を込めている。
『ネジとねこ』
- 制作者:馬場美紀
- あらすじ
- 主人公の猫はネジを作る工場で働いています。毎日、同じネジを作っています。そんなある日の夜、TVに映るキラキラ輝くアイドルを見ているうちに、自分の代わり映えしない地味な日常に疑問をもち始めて…。
『デジまじょ』
- 制作者:下田竜太郎
- あらすじ
- おじいちゃんの時計をこわしてしまった主人公は、学校に居ついている魔女をたずねる…。
『座頭えいじ』
- 制作者:阿部正良
- あらすじ
- 座頭えいじが海岸でにぎりめしを食べていると、えいじ殺害を命じられた侍がやってくる。死党の果てに生き残るのは?
会場の様子
つくば部門、自由部門の各ノミネート作品を続けて上映しました。会場内の一般審査員には投票用紙が配られ、いちばんおもしろかった作品に投票をして頂きました。メイン会場の外では、自由に作品上映を観覧できる席が用意され、ふらりと立ち寄ったお客様がゆったり鑑賞されていました。
トークセッション
作品上映の後、映画監督の中村義洋氏とつくッぺ特別審査員長の池上一郎氏によるトークセッションが開催されました。